大腸がん手術後の抗がん剤治療へ~大腸がんレポート

大腸がんレポート

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手術後に、切り取った大腸とリンパ節を顕微鏡で調べる「病理検査」で、ステージⅢのA判定されましたので、再発予防のために術後補助化学療法を行うことになりました。

術後補助化学療法

手術で目に見えるがんを完全に取りきれた場合でも、目に見えない小さながん細胞が体内に残っている可能性があります。このように体内に残った小さながん細胞が、再発の原因となります。

手術後の抗がん剤投与で、再発をできる限り防ぐために、手術後に抗がん剤を使用する治療を「術後補助化学療法」といいます。

手術後の再発を防ぐ目的で、Ⅲ期または再発のリスクが高いⅡ期の大腸がんの場合に行うことが推奨されています。補助化学療法では、細胞障害性抗がん薬を内服または点滴で用います。内服と点滴を併用する場合もあります。6カ月行うことが一般的ですが、がんの状態や用いる薬の種類によっては、3カ月で終わる場合もあります。

一般的には、術後1~2か月を目安に開始し、原則6か月、通常は2~3週おきの外来通院で治療します。術後補助化学療法に使用する抗がん剤にはいろいろな種類があり、それぞれ特徴があります。(図10)

私の場合は

ステージⅢのA判定されましたので、再発をできる限り防ぐために、手術後に抗がん剤を使用する治療を「術後補助化学療法行うことになりました。

5月25日より飲み薬のゼローダを服用することになりました。

「ゼローダは大腸がん手術後の再発防止に効果的な抗がん剤」

大腸がんの手術後、再発を防ぐために重要な役割を果たすのが「ゼローダ(カペシタビン)」という抗がん剤です。ゼローダは、口から服用するタイプの化学療法薬で、手術後の補助化学療法に使用されます。

ゼローダの最大の特徴は、オーラル(経口)投与が可能なことです。このため、点滴や注射の必要がなく、自宅での服用が可能となります。患者さんの利便性が向上し、通院回数を減らすことができます。

この薬の主成分であるカペシタビンは、体内で代謝され、がん細胞のDNA複製を阻害する効果を持っています。がん細胞への効果が高まる仕組みであるため、再発や転移の予防に効果が期待できます。

ゼローダには副作用が存在しますが、吐き気、下痢、手足のしびれ、皮膚のかゆみや乾燥などが一般的な副作用です。しかし、副作用の程度や頻度は個人によって異なります。医師や看護師との密なコミュニケーションを通じて、副作用の管理や軽減策を打つことが重要です。

大腸がんの手術後にゼローダを使用することで、再発防止の効果を高めることができます。ただし、ゼローダの使用には医師の指示が必要です。個々の状態やがんのステージに基づいて、最適な治療計画を立てることが重要です。

ゼローダは、再発を防ぐための強力なツールとして、多くの患者さんに恩恵をもたらしています。その効果と利便性から、多くの医療現場で積極的に使用されています。

注意:医師の指示に従って適切な治療を受けてください。

ゼローダの服用のしかたは

  • 1日2回、朝食後と夕食後に決められた量を服用します。
  • 14日間毎日服用し、その後7日間お休み(休薬)します。これを1コースとして、基本は8コース服用します。

但し、副作用が強くあらわれた場合は、お薬をお休みすることができます

シニアのタンソク
シニアのタンソク

その後の経過はまた、ご報告いたします。よろしくお願いします。

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