昭和は1926年~1989年まで、64年間あります。今回は第二次世界大戦後の1945年以降の1950代からの玩具(おもちゃ)を紹介します。
今回は1960年代の昭和のおもちゃを紹介します。1960年代のおもちゃをし調べました。先ずは60年代の出来事をご紹介してから`60年代のおもちゃを紹介します。
1960年代(昭和35~44年)の背景
- 1960年(S35)~カラーテレビ登場。ジャイアント馬場とアントニオ猪木デビュー。ダッコちゃん。ツイスト。
- 1961年(S36)~テープレコーダー。アンネ・ナプキン。NHK連続テレビ小説が放送開始。プラレール。プラモデル。
- 1962年(S37)~わかっちゃいるけどやめられない。あたり前田のクラッカー。首都高速道路開通。ツイスト。
- 1963年(S38)~ケネディ大統領暗殺。鉄腕アトムが放送開始。坂本九「上を向いて歩こう」日米で大ヒット。
- 1964年(S39)~東京オリンピックが開催。
- 1965年(S40)~11PMが放送開始。億ション登場。初カラーアニメ・ジャングル大帝レオ公開。
- 1966年(S41)~ビートルズ来日。ウルトラマンシリーズが放送開始。グループ・サウンズ。ミリタリールック流行。笑点が放送開始。
- 1967年(S42)~フーテン、ヒッピー、ミニスカートブーム。リカちゃん人形登場。ボーリングブーム。ツイッギー来日。
- 1968年(S43)~オリコンランキングが開始。週刊少年ジャンプが創刊。スカートめくり流行。
- 1969年(S44)~アポロ11号が人類初の月着陸。テレビアニメのサザエさんが放送開始。8時だョ!全員集合が放送開始。
1960年代(昭和35~44年)の玩具(おもちゃ)
ダッコちゃん~1960年

ダッコちゃんは、1960年に発売された空気で膨らませるソフトビニール人形の愛称。1960年7月に発売されて以降、若い女性を中心にブームが起こりました。
ぶら下がる機能を活かしてこの人形を腕にぶら下げて歩く女性が見掛けられたそうです。


プラレール~1961年

タカラトミーが発売・販売している鉄道玩具でした。
青いプラスチック製のレールの上を、単2乾電池または単3乾電池1本で走る3両編成の列車。
レールのサイズは50年以上たった現在も変わっていません。
歩行人形~1962年ごろ

オオイケが発売した手を引いて歩かせる人形。
右足が接地すると左足が上がる動作が交互にくり返され一歩ずつ前進する半自動歩行(特許取得)で大ヒット。
身長60cm、値段も3,500円という当時としては破格のサイズと値段にもかかわらず百貨店では先に包装して高く積み上げ、(当時は買う時に店員が包装するのが通常)片っ端から袋に入れてお客様にお渡ししたという程の売れ方だったそうです。
スリンキー~1962年ごろ

ばね状に加工したシンプルな玩具であるが、非常にユニークな動きをするのが特徴。アメリカで開発され、色によってはレインボースプリング、カラースプリング、トムボーイと呼ばれ様々な大きさのものがありました。
階段から落とすと一段ごとにばねが伸縮し下りていくので面白く人気になりました。
ウォーターゲーム~1963年

ボタンを押して空気で輪を飛ばし水中の棒にかけるおもちゃ。
三角を空いている枠にはめるシリーズや、バランス取りながら玉を動かすシリーズなど色々な種類が発売された。
スーパーボール~1965年

アメリカでWHAM-O社から発売され大ブームとなり、日本では同社と独占契約した国際貿易さんから180円で発売された。
スーパーボールの大きさは、ほぼ5cmで材質は車のタイヤなどを作るポリブタジエンラバー。
ボールは良く弾みました。
ツイスター~1965年

1965年にアメリカで生まれたパーティーゲーム。スピナーの指示に従ってマット上で出や足を動かして置いていき、最後までバランスを崩さずにいた者が勝利という遊び。男女が絡み合うような体勢になることがうけて大ヒットした。
リカちゃん人形~1967年

タカラ(現タカラトミー)製の着せ替え人形玩具。フルネームは香山リカ。
小学生という設定と、小さな女の子の手の平の中に収まる身長21cmという大きさと、当時流行していた少女漫画のヒロインのような顔立ちが受け大ヒットとなりました。
日本人でも外国人でも通用する名前をということでリカとなったそうです。
人生ゲーム~1968年

“~人生、山あり谷あり~“のコピーで始まるテレビコマーシャルと共に「人生ゲーム」が日本で発売されました。
“すごろく”式のゲームしか存在しなかった当時、”人生”というテーマ、自分を表すピンを刺した自動車型のコマ、ボード上の立体的な山や建物、ドル札を模したおもちゃの紙幣のやり取り、そしてなによりサイコロの代わりに回すルーレットは画期的なものとして受け入れられ、「人生ゲーム」は子供から大人まで夢中になる大ヒット商品となりました。
ママレンジ~1969年

アサヒ玩具が1969年9月1日に発売した玩具です。
当時まだ普及途上であったシステムキッチンのガスコンロを玩具で再現したもので、家庭用電源を使用し、付属のフライパンの上で直径10cmのホットケーキを焼ける。価格が2,500円と当時の玩具としては高額でありましたが、1年間で17万個を売れたそうです。
以降、同社は「クッキングトイ・シリーズ」を展開しました。

懐かしの昭和、今回は「1960年代のおもちゃ」どうでしたか⁉ 次の年代も お楽しみ下さい 。