懐かしいの昭和のおもちゃP2~昭和30年(1960)代人気のおもちゃ

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昭和のおもちゃー1960年代には、プラスチック製のおもちゃが普及し、電子技術の発展によって音や動きが付いたおもちゃも登場しました。以下は、昭和のおもちゃ1960年代の人気おもちゃの10選です。

昭和30(1960)年代人気のおもちゃの特徴とは?

昭和30年代の人気おもちゃの特徴は、大きく分けて3つあります。

  1. テレビの影響
  2. 経済成長
  3. 男の子向け・女の子向けの分化

1つ目のテレビの影響は、テレビが普及し始めた昭和30年代に大きなものがありました。テレビの影響で、子どもたちはアニメや特撮番組に夢中になり、それらのキャラクターをモチーフにしたおもちゃが人気となりました。例えば、鉄腕アトム、ウルトラマン、仮面ライダー、マジンガーZなどのおもちゃは、昭和30年代に大ヒットとなりました。

2つ目の経済成長は、子どもたちのおもちゃに大きな影響を与えました。経済成長に伴って子どもたちの可処分所得が増え、より高価なおもちゃが買えるようになり、それに合わせてプラモデルやミニカーなどのおもちゃが人気となりました。

3つ目の男の子向け・女の子向けの分化は、昭和30年代に顕著となりました。それまでは、男の子も女の子も一緒に遊ぶことが多かったのですが、昭和30年代になると、男の子向けのおもちゃと女の子向けのおもちゃが明確に分化するようになり、例えば、ミニカーやプラモデルは男の子向け、人形やお料理セットは女の子向けのおもちゃとして定着しました。

昭和のおもちゃ、昭和30年代の人気おもちゃ10選

昭和30年代の人気おもちゃを10選ご紹介します。

①ダッコちゃん

ダッコちゃんは、1960年に発売された空気で膨らませるソフトビニール人形で、大ヒットとなりました。

②歩行人形

歩行人形は、1962年に発売された手を引いて歩かせる人形で、大ヒットとなりました。

③鉄腕アトム

鉄腕アトムは、1963年に放送が開始されたアニメで、子どもたちに大人気となりました。

➃スリンキー

1960年代、ばね状に加工したシンプルな玩具であるが、非常にユニークな動きをするのが特徴。階段から落とすと一段ごとにばねが伸縮し下りていく。

➄ウォーターゲーム

1963年に、黒いボタンを押して空気で輪を飛ばし水中の棒にかけるおもちゃ。
三角を空いている枠にはめるシリーズや、バランス取りながら玉を動かすシリーズなど色々な種類が発売された。

⑥スーパーボール

1964年に、アメリカでWHAM-O社から発売され大ブームとなり、日本では同社と独占契約した国際貿易さんから180円で発売された。
スーパーボールの大きさは、ほぼ5cmで材質は車のタイヤなどを作るポリブタジエンラバー。非常に弾力があるため、大きく跳ねるのが特徴。

⑦リカちゃん人形

1967年に、タカラ(現タカラトミー)製の着せ替え人形玩具。フルネームは香山リカ。
小学生という設定と、小さな女の子の手の平の中に収まる身長21cmという大きさと、当時流行していた少女漫画のヒロインのような顔立ちが受け大ヒットとなる。
日本人でも外国人でも通用する名前をということでリカとなった。

⑧人生ゲーム

1968年に、「人生ゲーム」が日本で発売された。
“すごろく”式のゲームしか存在しなかった当時、”人生”というテーマ、自分を表すピンを刺した自動車型のコマ、ボード上の立体的な山や建物、ドル札を模したおもちゃの紙幣のやり取り、そしてなによりサイコロの代わりに回すルーレットは画期的なものとして受け入れられ、「人生ゲーム」は子供から大人まで夢中になる大ヒット商品となった。

⑨ツイスター

1965年にアメリカで生まれたパーティーゲーム。スピナーの指示に従ってマット上で出や足を動かして置いていき、最後までバランスを崩さずにいた者が勝利という遊び。男女が絡み合うような体勢になることがうけて大ヒットした。

⑩ママレンジ

アサヒ玩具が1969年9月1日に発売した玩具。
当時まだ普及途上であったシステムキッチンのガスコンロを玩具で再現したもの。家庭用電源を使用し、付属のフライパンの上で直径10cmのホットケーキを焼ける。価格が2,500円と当時の玩具としては高額であったが、1年間で17万個を売れた。

以上、1960年代に日本で人気があったおもちゃを10個ご紹介しました。

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