昭和20年代は、日本の玩具産業が大きく発展した時代でした。戦後間もない頃は、ブリキや木製のおもちゃが主流で人気を博しました。昭和20年代の人気おもちゃの10選です。
昭和のおもちゃとは
昭和時代のおもちゃ(玩具)は、多くが手作りで木製や金属製が主流でした。代表的なおもちゃとしては、木製の積み木や人形、風車、ビー玉などが挙げられます。また、大正時代に流行した紙芝居も昭和時代には一般的なおもちゃとなりました。
一方、昭和20年代以降のおもちゃは、プラスチック製が主流となり、電子技術の発展により音や動きが付いたおもちゃが多くなりました。代表的なおもちゃとしては、電動の玩具車やロボット、テレビゲーム、アクションフィギュア、LEGOブロックなどがあります。
今回は昭和20年~64年(1950~1980年代)までの人気おもちゃを紹介します。
昭和20年代の人気おもちゃを10選。
①ブリキのおもちゃ
ブリキのおもちゃは、当時の最新の技術を駆使した精巧なおもちゃで、子どもたちの憧れの的でした。
②ミルク飲み人形
1956年に、現在の人形遊びの元祖。口から哺乳ビンで水を飲ませると、お尻から水が出てくるミルクのみ人形発売。
発売当時、日本橋の百貨店では、この人形を求める人たちで開店前には長蛇の列ができ、1日で約200ダース(2400個)も販売されたそうです。
③フラフープ
1958年にアメリカで大流行したことを受けて、同年10月18日に東京都の各デパートで一斉に販売が開始された。価格は大人向けが270円で子供向けが200円。日本中で爆発的に売れて一大ブームを起こした。
④ホッピング
1955年頃に「ホッピング」と命名されたポゴスティックがアメリカより輸入販売される。バランス感覚を競う子供の遊びとして1956年暮れから1957年春をピークに全国に流行した
⑤メンコ
メンコは、2枚の板を打ち合わせて遊ぶ遊びで、昔から日本に伝わる遊びです。
➅ベーゴマ
ベーゴマは、軸のついた円錐形のおもちゃを回転させて遊ぶ遊びで、昔から日本に伝わる遊びです。
➆竹馬
竹馬は、両足で竹馬に乗って遊ぶ遊びで、昔から日本に伝わる遊びです。
➇縄跳び
縄跳びは、縄を回して跳ぶ遊びで、昔から世界中で遊ばれている遊びです。
➈針金細工
針金を曲げて動物や乗り物などを作る玩具で、手軽に楽しめました。
➉竹トンボ
竹や木で作られたプロペラ型の玩具で、棒に巻いた紐を引くと飛んでいくことができました。
これらのおもちゃは、昭和20年代に子どもたちに愛されていました。
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